2026/9/9

コミュニケーションをあきらめない

らいぶおん(施設)には色々な特性(障がい)をもった人がいます。

私たち、らいぶおんの介護士は一人ひとりにとって、いい介護とは何か?を探求し続けたいと思っています。そのためにも、利用者様当人とのコミュニケーションを大切にしています。

コミュニケーションの大きな手段としては「言葉を話す」ですが、施設ではスムーズな言葉を発することができない方も多くいます。

文字盤を使ってコミュニケーションする時もありますが、本人に話したいという意欲があれば、時間が許す限り耳を傾けて一語一語を確かめながら、その言葉の向こうにある、ほんとうの “言いたいこと” を受け取りたい。

そんな気持ちを、いつもそばに置いています

🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿

今回は、らいぶおんの介護現場で日々感じている “コミュニケーションのこと” を、少し長めにお話しさせてください。

🌱 VOL.1 “伝わる”って、こういう瞬間──言いたいと、分かりたいが出会うところ

現場で長く働いていて、何度もうれしい瞬間に出会います。

それは——最初は何を言っているのか分からなかった言葉が分かるようになってきた と感じる瞬間です✨

利用者様の中には、言葉がはっきり発声できなくてうまく聞き取れない人もいます。

職員側にも、『この方がいま何を思ってらっしゃるんだろう』『何を伝えたがっているんだろう』 という “分かりたい” の気持ち が静かに働いています🫶 その両方の気持ちが 同じ方向を向いた瞬間 ——

短いひと言 ちょっと目線が変わる一瞬 表情のかすかなほころび
それだけで、『あ、届いた』 と感じられて、胸の奥がじ〜んとあたたかくなるんです 😊🌷

言いたい気持ち × 分かりたい気持ち = 届いた! ——これが、いのちの現場での “言葉が生まれる瞬間” だと感じています🌟

⏳ VOL.2 すぐには届かないこともある──でも、関わり続ければ “予測” が育つ

正直に言うと——いつも、すぐに伝わるわけではありません。

初対面の日や、ご本人の調子が優れないとき、 あるいは、職員同士の引き継ぎ直後で関係がまだ浅い時期などには、 私たちの言葉が届かない場面もあります🌫️

でも、こうも感じるんです。

関わりの回数が増えれば、“見てきた” の蓄積が増える。 “この方は、ご家族のことについて心配がある” “この方は今はこういう推しにはまっている。、この方はもっと食べたいと思っているが体重が増えると介護士に負担をかけてしまうのではとモヤモヤした感情がある etc

ひとつひとつの小さな “知っている” が積み重なっていくと —— やがて、 『あ、もしかしたら、いまこういうことを考えていらっしゃるのかも?』という “予測” が、職員側のなかで自然と働くようになります🔮🍀

それは “勘” ではなく、“丁寧に関わってきた時間そのもの” です🕊️ 関わりを大切にしていれば、信頼は静かに育っていく—— そして、少しずつ、言葉が “届く” 範囲が広がっていく ——そう感じています🌿

🌏 VOL.3 “ことばを学ぶことは、文化を学ぶこと”──実習生さんと出会って考えたこと

いま、らいぶおんには、日本語を学びながら、介護について勉強している実習生 がいます。

毎日の介護現場で、利用者様の日本語を聞きながら、必死に自分の日本語で返しながら

——その姿が、職員一同のあいだで静かに尊敬を集めています 🙇‍♂️✨

以前からよく聞く言葉に 「ことばを学ぶことは、文化を学ぶこと」 という言葉があります📖

これはことばの文法や語彙だけでなく、その国の生活習慣、季節感、食べ物、人との距離感

——つまり “その人を形づくっている背景全体” を学ぶ ということだと感じています。

実習生の方々と働く中で、現場にも この体験 が起きています🌈:

🗣️ 利用者様の 口調やくせの強い方言 が、少しずつ聞き取れるようになってくる🌀
🍵 “今日はカレーね” という声かけに込められた選食の背景が見えてくる 🍛
😊 利用 者様の 表情クリップ が、少しずつ “いまどんな気持ち” のサイン として読み取れるようになっていく🌸
🤝 「今日はこういう気分なんだ」 という 信頼できる “予測” が増えていく🔮

背景が分かれば、ことばが “予測” できる ——これは実習生さんから教わった、現場の大切な知恵だと感じています🌷

そして、このことは 日本人職員にもまったく同じ で—— 新しい利用 者様が来られたときこそ、この “背景を一緒に学ぶ姿勢” が、“あきらめない介護” の入口 なんだと、私たちは日々教えてもらっています🌱

🌾 VOL.4 “あきらめない” の、本当の意味

あきらめないとは——無理に言葉をひっぱることではありません。

ときに 「今日はゆっくり休みにしましょう」 と距離を置くことも、 同じく “あきらめない介護” のひとつだと考えています🚶‍♀️🌿

あきらめないとは——

🍃 「あなたのことばを、待っています」 という姿勢を保つこと🕊️
🍃 「あなたの背景を、これからも学び続けます」 という構えを保つこと📖
🍃 「、もし今日届かなくても、明日また関わりましょう」 という粘り強さを保つこと🔁

この “あきらめない” のひとつひとつは、現場の小さな選択 の積み重ねです。 そして、そのどれもが “あなたを大切に思っている” から始まる選択肢 💖——

ことばの先にある “その人” を、私たち職員はこれからも追い続けたい 🤝🌱

🌻 さいごに──“いい介護” は、きっと “あきらめない介護”

私たち介護士は一人ひとりにとって、いい介護とは何か? を探求し続けたいと思っています。 その答えのひとつが、この “あきらめないコミュニケーション” に、きっとある🌟

利用者様が 『言いたい』 という気持ちを出しやすい関係を、 職員が 『分かりたい』 という気持ちを保ち続ける関係——

この 両方の気持ちが重なる時間をたくさん重ねていくことが、 この施設の “ほんとうのいい介護” の土台になっていく🌿

いままでも、これからも。 コミュニケーションをあきらめない介護 を、少しずつ、一歩ずつ🌷 私たちは続けていきます。

見学・ご相談は随時受付中

支援センターらいぶおんでは、実際の活動の様子や雰囲気をご覧いただけます。
お気軽にお問い合わせください。

見学・お問い合わせはこちら

arrow_forward

関連ページもあわせてご覧ください

株式会社 支援センター

らいぶおん

音声案内

音声案内